クレオパトラも愛したモロヘイヤ
エジプト伝統の卵とじスープ

夏から初秋の葉野菜として人気のモロヘイヤ。その一方で「どうやって食べるのかわからない」、「まだ食べたことがない」という声も多いですね。エジプトでは古代より王侯貴族の食卓を飾った高貴な野菜で、今も大切に栽培され、食されています。九州野菜のモロヘイヤも無農薬で大切に栽培され、繊細で上品な味わいが伝わってくる野菜でした。

「エジプト伝統の卵とじスープ」の作り方

2017.9.21

約10分

コメント

絶世の美女と称されたクレオパトラの美の秘訣は「モロヘイヤのスープ」だと伝わっていますね。モロヘイヤはネバネバ成分が含まれるので、自然にとろみのあるスープに仕上がり、調理も簡単です。

[材料]2人分

モロヘイヤ
1/2束(葉のみで約40g)
400cc
鶏ガラスープのもと(粉末)
小さじ2
1個
塩・コショウ
適量
オリーブオイル
小さじ1/2(ゴマ油でも可)

[作り方]

  • 1、モロヘイヤはザク切りにしておく。
  • 卵を小さなボウルに入れて割りほぐし、塩コショウを混ぜておく。
  • 2、鍋に水と鶏ガラスープのもとを入れ、沸騰後モロヘイヤを入れ、一煮立ちさせる。
  • 3、2の鍋に1の溶き卵を回しかけ、卵がふんわりと表面に浮き上がってきたら、すぐに火を止める。
  • 4、お皿に盛り、仕上げにオリーブオイルを入れる。
  • ※オリーブオイルをゴマ油にすると中華風スープになります。
エジプト伝統の卵とじスープ

モロヘイヤの豆知識

9月の九州野菜セット

(今回お届けした9月の究極野菜セット ※イメージ)

エジプト伝統の卵とじスープ

(九州野菜-モロヘイヤ)

九州野菜のモロヘイヤは高貴な野菜にふさわしく、葉がやわらかくて丈夫で、繊細さが伝わってきました。切り口が鮮やかで丁寧に収穫された証ですね。
料理に使用した野菜は、こちらから購入できます↓ 究極野菜

■モロヘイヤの歴史
モロヘイヤの原産地はアフリカ北部からインド西部と伝わっており、古代エジプト時代には、既に栽培の記録が残されていました。
エジプトでは、「クレオパトラの大好物だった」という説や、「王の病を治した」という言い伝えが残っており、そのため現代では女性の美容食としても人気が高いようです。
インドではモロヘイヤをベースとした伝統のインドカレーのレシピが現代にも受け継がれています。
日本では1980年代にモロヘイヤのブームが到来しました。その後、需要が高まり、旬の6~9月ごろになると一般のスーパーでも夏の定番野菜として定着していきました。
暑い地方での栽培がさかんで、日本では沖縄が名産地となっていますが、シェアが伸びたことから、全国的に栽培農家が増えています。
■モロヘイヤの特徴
モロヘイヤは生食には向かない野菜ですが、葉を加熱すると、繊維質が壊れて、ネバネバ成分のムコ多糖類が溶けだし、トロリとした食感になります。
購入する際のポイントとしては、濃い緑色で、変色していないものを選びましょう。葉が傷みやすいので、葉を茎から摘み取ったらすぐに調理してください。ホウレン草と同じく「シュウ酸」が多く含まれているため、必ず加熱調理してアク抜きをする必要があります。
加熱調理の際は、アクを丁寧に取り除くことも大切です。
■モロヘイヤの栄養など
β-カロテンが豊富で、緑色が濃く、緑黄色野菜に分類されます。
モロヘイヤに含有されるβ-カロテン量は、ニンジンの1.5倍、そしてホウレンソウの3.5倍とも言われ、緑黄色野菜の中でもトップクラス! また葉野菜では摂りにくいビタミンB群も豊富で、糖質代謝や脂質代謝を助けるため、ダイエット食材としても用いられます。他にビタミンCを含み、風邪予防や肌の修復作用も期待できるでしょう。
ネバネバ成分のムコ多糖類には、体内や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがあります。またカルシウムや鉄の含有量も野菜の中ではトップクラスで骨の健康やイライラ予防、貧血予防などにいいでしょう。
トップページへ戻る