日本伝統の“芋”は無農薬で!
里芋の牛肉煮

江戸時代までは“芋”といえば、里芋のことでした。縄文時代から日本人が食べていたといわれる里芋は九州野菜の無農薬のもので堪能したいですね。里芋は日本各地で様々な郷土料理が残されています。

「里芋の牛肉煮」の作り方

2017.10.27

約30分

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「里芋の牛肉煮」は各地の郷土料理にもなっており、作り方もその土地で様々です。里芋と一緒に送っていただいた九州野菜のごぼうと一緒に煮込むことで、薫り高さがプラスされました。

[材料]2~3人分

里芋(皮をむいた状態で)
300g
ごぼう(皮をむいた状態で)
50g
こんにゃく
1/2枚
白ネギ
1/2本
牛肉 こまぎれ
150g
500cc
砂糖(※)
大さじ2弱
40cc
醤油
50cc

(※)ラカント、てんさい糖など

[作り方]

  • 1、里芋は皮をむいたら、水でよく洗い、ぬめりをとっておく。
  • ごぼうは皮をむいた後、ささがきにし、その後、水が透明になるまでよく洗っておく。
  • 白ネギは5mm程度の斜め切りにし、白い部分は煮込み用、緑の部分はトッピング用に分けておく。
  • こんにゃくは一口大に手でちぎっておく。
  • 2、大き目の鍋に里芋と水を入れて火にかけ、煮立ってきたら、ごぼうとこんにゃくを入れ、15分ほど中火で煮る。(煮立ってから15分です)
  • 3、竹串で里芋を刺し、中まで火が通っていたら、ネギの白い部分と砂糖、酒、醤油を入れ、さらに5分ほど煮る。
  • 4、その後、牛肉のこまぎれを広げながら入れる。
  • 牛肉の色が変わってきたら、軽く水で絞ったキッチンペーパーを広げて落し蓋とし、弱火にしてさらに5分煮る。
  • 5、火を止めた後、キッチンペーパーを取り除いたら出来上がり。
  • ※5の後、鍋の蓋をして30分以上寝かせると味が浸み込みます。また翌日まで寝かせると、一層美味しくいただけるでしょう。
  • ※お皿に盛った後、ネギの緑の部分をトッピングしてお召し上がりください。
里芋の牛肉煮

里芋の豆知識

10月の九州野菜セット

(今回お届けした10月の究極野菜セット ※イメージ)

里芋の牛肉煮

(九州野菜-里芋)

里芋は他のイモ類と比べて上品な味わいがありますが、九州野菜の里芋は薫り高く、粘り気とホクホク感のバランスも素晴らしいですよ!
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■里芋の歴史
里芋の原産地は、インド東部からインドシナ半島と伝わっており(諸説あり)、日本では縄文時代から食べられていたという説が有力です。
里芋はもともと水湿地に繁殖している野生の芋で、人間に発見されて栽培化されたと考えられています。日本では、縄文時代ごろ、中国から伝播されているようです。その頃から山間部や人が住む里での栽培が始まっており、農耕儀礼や宗教の儀礼食として大切に扱われてきました。
平安時代には山間部よりも里での栽培がさかんであったため「里芋」と呼ばれるようになったようです。
■里芋の特徴
一般に出回っている里芋は「小芋」の部分で、大きな親芋の周りにくっついて5~7cmほどに肥大したものが子芋となります。
里芋の皮をむく時に、平らな割れ目のような部分が存在しますが、それは親芋から切り離された痕になります。里芋は親芋から、たくさん子が連なるようにしてできるので、縁起のいい野菜としてお正月のおせち料理などにも使われています。
一般に流通している里芋は「土垂(どだれ)」となりますが、他にセレベスなどの品種があります。親芋はほとんど流通していませんが、京都の伝統野菜「京芋(タケノコイモ)」は、京の土地柄、親芋から子芋が育たず、親芋がタケノコのように細長く育ち、そのまま収穫して食べられるようになったものです。親芋と子芋の味や栄養価はほとんど変わりません。
■里芋の栄養など
里芋は、ビタミン類がほとんど含まれていませんが、食物繊維が豊富です。またネバネバの基となるムコ多糖類も豊富です。このネバネバ成分が体内のヒアルロン酸量を保つ助けとなり、乾燥肌の予防となります。
他にガラクタンやマンナンという成分も含まれます。ガラクタンは免疫力UPや血中コレステロールの抑制、整腸作用が期待でき、マンナンにも、整腸作用が期待できます。
マンナンは、今回ご紹介したレシピの材料に入れているコンニャクにも含まれている成分です。
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