貴重な九州産キウイソースに漬け込んだ
固くなりにくいクリスマスチキン

キウイといえば、日本では90%以上が輸入に頼っているので、国産キウイはかなり貴重な存在です。九州野菜のキウイを2~3日、常温で追熟させてからいただいたら、糖度が回って輸入品とは一味違う、上品な酸味と甘みが口いっぱいに広がり幸せでした。

固くなりにくいクリスマスチキン

2016.12.16

約30分(鶏肉を寝かす時間は除く)

コメント

貴重な国産キウイを調理するのはもったいない!?と思われる方も多いかもしれませんが、キウイの酸味や酵素はお肉を柔らかくする働きがあるので、特別な日のディナーにぜひ利用してみましょう。つけあわせのポテトやサラダに使った春菊、ほうれん草、そして根野菜グラッセに使った大根やごぼうは一緒に送っていただいた九州野菜たち!キウイと共に、クリスマスチキンを豪華に引き立てます。

[材料]2 人分

A[クリスマスチキンとポテト]

鶏もも肉
2枚(合計約400g)
オリーブオイル
大さじ2
じゃがいも
大き目1個
キウイ
薄い輪切り4枚(飾り用)

[キウイソース]

キウイ
2個
みりん
大さじ2
醤油
大さじ1
生姜
すりおろし小さじ2
白ワイン
大さじ2
※キウイがまだ熟していない場合は砂糖(ラカント/てんさい糖)大さじ1を加える)

B[根野菜グラッセ]

大根
5cm
ごぼう
1/2本
にんじん
5cm
大さじ1
バター
10g(またはオリーブオイル大さじ1)
砂糖(ラカント/てんさい糖)
小さじ2

C[サラダ]

ほうれん草の葉
1株分
春菊の葉
1株分

[作り方]

A[クリスマスチキンとポテト]

  • 1、鶏肉は表面に5mm幅のごく浅い切込みを格子状につけておく。(裏表両方行う)キウイは5mm程度のサイコロ型にカットしておく。
  • 2、ジップロックや液がもれにくいナイロン袋を1枚用意し、[キウイソース]の材料を全て入れておく。キウイは少し味見をし、糖度が回ってないようなら、砂糖を足す。
  • 3、2の袋の中に1の下処理をした鶏肉を入れ、キウイソースごとよくもむ。その後、袋に封をして1時間から1晩、冷蔵庫で寝かしておく。
    *鶏肉がキウイの酵素や白ワインのアルコール分で柔らかくなります!
  • 4、じゃがいもは、縦8等分のくし型にカットしておく。
  • 5、フライパンにオリーブオイルを熱し、4のじゃがいもを先にこんがりと焼き、取り出しておく。
  • 6、5と同じフライパンに(油は拭かないこと)3の鶏肉のみを並べ、蓋をして、中強火で6分焼く。
  • 7、鶏肉を裏返し、今度は中火にし、キウイソースも一緒に入れて、4分焼いたら鶏肉だけ先に取り出す。キウイソースは強火にして、焦げない程度に煮詰める。
  • B[根野菜グラッセ]

  • 1、大根、ごぼう、にんじんは皮をむいて、5cmの長さに切りそろえ、大根とにんじんは縦に4等分にカットし、面取りをしておく。水/大さじ1と共に耐熱容器に入れてラップをし、500Wの電子レンジで2分加熱する。
  • 2、1を一度取り出し、砂糖とバターを入れ、ラップをして500Wの電子レンジで1分加熱してできあがり。1時間ほど常温で放置して味を浸み込ませる。
  • C[サラダ]

  • 1、ほうれん草と春菊の柔らかい葉のみをちぎり、洗った後の水気をキッチンペーパーで拭いておく。
  • ★盛り付け例

  • 1、大き目の洋食皿に、サラダを盛り、手前にクリスマスチキンのキウイソースがけ、ベイクドポテト、キウイの輪切り、根野菜のグラッセを彩りよく並べる。
    *盛り付けに決まりはありません。お好みで、ミニトマトやパプリカなどをプラスすると華やかになるでしょう。
キウイソースのクリスマスチキン

キウイの豆知識

10
月の九州野菜セット

(今回お届けした12月の究極野菜セット ※イメージ)

キウイ

(九州野菜-キウイ)

輸入フルーツのイメージが強く、今では人気フルーツとして当たり前のように買えるようになったキウイですが、1900年代に発見され食用として栽培が始まった、野菜や果物の中では比較的新しい存在です。

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■キウイの歴史
マタタビ科マタタビ属の植物で、原産国は中国です。日本でも野生のマタタビとして弥生時代には生息していたようです。しかし日本や中国などの風土ではキウイの実が育たず、1cm程度のイガイガとした実がなる植物でしかありませんでした。1900年代の初頭にニュージーランドの植物学者が中国を訪れた際、種や苗を自国に持ち帰って育てたところ、楕円球の実が成ったと伝わっています。その後、研究が進み、1930年代に食用として商業栽培が開始されました。全世界の市場に出回るようになったのは1950年代に入ってから。名前の由来は、1959年にアメリカへの輸出が決まった際、ニュージーランドのシンボルである鳥「キーウィ」にちなんで命名されました。日本では昭和40年代(1930年代後半)に入ってから、アメリカ経由で輸入が始まりました。国内での栽培は昭和48年に石川県で始まり、その後全国で始まりました。しかし日本の風土の問題でキウイ全体の90%以上が輸入品に頼っており、その10%未満が国内産ということで、高級フルーツとして扱われています。
■キウイの特徴
もぎたてのキウイは非常に固く、皮をむくのにも一苦労するほどです。必ず追熟して糖分が全体に回ってからいただくようにしましょう。実が黄緑色のものが一般的で「ヘイワード種」と呼ばれるものです。他に実が黄色いゴールドキウイ、カットすると円状に虹色(グリーンから赤)になっているレインボーキウイなどの品種があります。レインボーキウイは日本が開発を手掛けた品種で、福岡県、静岡県、愛媛県が主な栽培地です。日本でのキウイは、みかんなど柑橘類の栽培が得意な地域で育ちやすいようです。日本では輸入品のほとんどがニュージーランド産ですが、世界的にみると、キウイの産地はイタリアが1位、中国が2位、ニュージーランドは3位となっています。日本での収穫の旬は10~11月後半。追熟にかなりの日数を要する場合もあるので、12月は国産キウイの食べごろと言えるでしょう。
■キウイの栄養など
キウイは1個の果実に1000個ほどの種が入っており、それがキウイ独特のツブツブ食感となっています。さわやかな酸味はクエン酸によるもので、疲労回復やストレス緩和の作用があります。またビタミンCの含有量も果物の中ではトップクラス。ビタミンCは風邪予防、頭痛予防、そして血流をよくして貧血や冷え性の予防にもなります。また肉類や魚介類などのタンパク質食品とビタミンCを一緒に摂ると、体内のコラーゲン生成につながるので、美肌はもちろん、寒さによる肌の乾燥や、手足の霜焼け予防にもなるでしょう。
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