酢の物にするとさらに鮮やかに!
    「紅芯大根」のキューブマリネ

    九州野菜の紅芯大根は、上部が青く、下部が白っぽい、日本の風土になじんだ姿で、愛着がわきました。スーパーで購入すると、時折、中の色が薄いものや、加熱すると色がぼんやりするものもありますが、九州野菜の紅芯大根は、色鮮やかで、加熱しても紅色の美しさは健在でした!キューブ状のマリネにすると紅色の美しさは圧巻で、いつまでもなくなってほしくないなぁ~と思う保存食となりました。

    「紅芯大根」のキューブマリネ

    2016.1.15

    調理時間:約10分(寝かす時間は除く)

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    1月は中旬を過ぎても、新年会など、まだまだお祝い気分が続く時期なので、縁起のいい紅芯大根をいただいて、運気も栄養価もUPさせておきましょう。お料理の彩りにもいいですが、せっかくの美しい紅色を少しでも長く楽しむために、サイコロ型にカットして保存食にしておくのもオススメです。お弁当やサラダの彩り、ご飯のお供に重宝します!

    [材料](作りやすい分量)

    紅芯大根
    小2個(約300g)
    リンゴ酢※
    50cc
    砂糖
    大さじ2
    小さじ1/4ほど

    ※米酢、白ワインビネガーなど色のつかない酢がオススメ!

    [作り方]

    • 1.紅芯大根は皮を薄くむいて、1.5cmほどのサイコロ型にカットし、ボウルに入れていく。
    • 2.塩をふって2~3分おき、水分が出てきたら、軽く絞っておく。
    • 3.小鍋にリンゴ酢と砂糖を入れて弱火にかけ、砂糖が完全に溶けたら火からおろす。沸騰させないように注意する。
    • 4.3の甘酢がまだ温かいうちに、2のボウルに入れ、よく混ぜ合わせ、密封容器に入れて、1時間以上寝かしてできあがり。
    • ※冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。

    ☆お酢や甘味料の種類を変えたり、シソやハーブを加えたり、いろいろアレンジしてお楽しみください。ベビーリーフと和えて、簡単なサラダとして、またご飯のお供にするとお漬物として活躍します。

    「紅芯大根」のキューブマリネ

    紅芯大根の豆知識

    1月の九州野菜セット

    (今回お届けした1月の究極野菜セット ※イメージ)

    紅芯大根

    (九州野菜-紅芯大根)

    冬になると一部のスーパーでも買えるようになる「紅芯大根」をご存知ですか?
    見た目は丸く蕪のような形をしており、皮は白か黄緑色の地味な姿をしていますが、カットすると、その名の通り紅色の美しい根輪が見られる、なんとも不思議な大根!
    輪切りスライスにした千枚漬けが有名ですが、普通の大根との共通点や違いなど、秘密をひも解いてみましょう。
    料理に使用した野菜は、こちらから購入できます↓ 究極野菜

    ■紅芯大根の歴史
    大根自体の原産国は中央アジア説とヨーロッパ西南部説があります。紅芯大根は中国生まれの大根の一種と考えられており、中国では「心里美(シンリメイ)」という名で、祝い事の席で食べられている縁起のいい野菜です。何年ごろから存在したのかは不明ですが、紅芯大根そのものは中国の華南高地で栽培が始まったと伝わっています。(諸説あり)他の大根と同じく、アブラナ科のダイコン属の植物です。アブラナ科の植物は同じ科同士のタネが交配しやすいのが特徴でもあり、中国はその昔、人の行き交いが多く、そのため人の流れの中で種も行き交い、様々な土地風土のアブラナ科の野菜が自然交配してカラフルな大根が誕生したとも考えられています。紅芯大根とは逆パターンで、皮が紅色で中が白いもの、皮も中も紅色のもの、また果皮が真っ黒なものや、濃い朱色のものなど、その土地々々で交配した種が根付き、特徴を生み出しているようです。
    ■紅芯大根の特徴
    「青皮紅芯大根」と呼ばれることもあり、多くは表面の皮が黄緑色をしていますが、日本の風土での大根は「青首大根」が主流なため、紅芯大根も上部が青く、下部が白いものも多くなってきています。根の部分や葉の付け根の部分が、ほんのり紅色をしているものも見られます。カットすると中は鮮やかな紅色の根輪が見られますが、外に向かって白い部分がみられるのも特徴です。紅色の部分は、アントシアニンになり、皮だけ色づいた品種の大根よりも、アントシアニンの含有量は高くなっています。通常の白い大根には含まれない成分なので、その分、栄養価が高いと言えるでしょう。紅芯大根は通常の大根と比べると水分がやや少ないため、甘味も強く、生食に向いています。お造りの付け合せ「つま」には紅白で添えると見た目も華やかで、抗酸化力もUPした状態でいただけます。加熱すると、紅色がやや退色するので、あらかじめ酢水につけてから調理するといいでしょう。また酢につけると紅色が、一層鮮やかになります。マリネや漬物など、酢を使ったレシピで保存食にしましょう。
    ■紅芯大根の栄養など
    前述のとおり、アントシアニンが豊富で疲れ目対策や、ウイルスなどの抗酸化力に優れています。通常の大根と同様に、ジアスターゼという消化を促す成分や、ガン予防で有名になったスルフォラファンも含まれます。また紅芯大根が酢に触れると、色鮮やかになるのは、アントシアニンと酢が化学反応を起こすためです。酢の量を多くすればするほど、朱色に近い色に変わります。
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