栄養価抜群!
    あっさりアサリの酒蒸し

    九州野菜の大葉は大きいのに葉がやわらかく、パッケージをあけたとたんに、独特の高貴な薫りが漂って、優雅な気分になりました。通常のスーパーでは葉が大きいと乾燥していたり、逆に葉が小さすぎたりして、薫り高いと感じることも少なかったのですが、九州野菜の大葉は乾燥しにくいパッケージの工夫など、隅々まで野菜を大切にしている様子が伺え、嬉しく思いました。

    大葉で煮込む“あさりの酒蒸し”

    2015.8.20

    調理時間:10分

    コメント

    夏は暑さで汗が流れ出て、それと同時にカラダから様々な栄養価も流れ出ています。特に女性は貧血になる方が多いので、鉄分や亜鉛はしっかりと摂取しておきたいですね。大葉にも鉄分や亜鉛が含まれていますが、他の野菜と比べ、大量に食べることは少ないので、同じく貧血予防につながる“あさり”と一緒に頂きましょう。あさりにも鉄分や亜鉛が多く、大葉と一緒に酒蒸しにすると、一層薫り高い味わいになるでしょう。

    [材料](2人分)

    大葉
    10枚
    あさり
    20個前後(約300g)
    45cc
    45cc

    [作り方]

    • 1.大葉は千切りにしておく。半分は煮込み用に、半分は飾り用に取っておく。あさりは予め、塩水につけて、アルミホイルをかぶせ、室温に30分ほどおいて砂をはかせておく。その後、あさりは水道水でよく洗っておく。
    • 2.冷たいままのフライパンを用意し、あさりと、千切りにした大葉半量、酒、水を入れて中火をかけて蓋をし、煮立ってきたら蓋をあける。
    • 3.あさりは、口が開いたものから取り出していく。最後の一つまで開いたら火を止めて、器に盛る。飾り用の大葉を飾って出来上がり。
    白ナスとベーコンのミルフィーユ状ポトフ

    大葉の豆知識

    8月の九州野菜セット

    (今回お届けした8月の究極野菜セット ※イメージ)

    大葉

    (九州野菜-大葉)

    和食ではなくてはならない名脇役の「大葉」。地方によっては「紫蘇(しそ)」や「青紫蘇」などとも呼ばれますね。昔から薬草や食材の消毒として広く好まれていた大葉の優れた栄養価や歴史を見てみましょう。
    料理に使用した野菜は、こちらから購入できます↓ 究極野菜

    ■「大葉」の歴史
    日本では縄文時代の遺跡からも種が発見されており、かなり古くから食べられていたようです。当時の中国から伝わったと考えられており、中国でも日本でも咳止め薬として用いられていました。江戸時代には大葉のしぼった汁を布に浸み込ませて現代の湿布代わりに用いたという記録も残っています。食すことはもちろん、外用としても薬効効果があったようです。中国ではその昔、蟹を食べて食中毒を起こした少年を救ったのが大葉であったことから、海鮮料理に用いるようになりました。日本でも、刺身の付け合せや伝統の和食にも数多くの保存食や添え物として使われています。梅干しを漬け込む時に使用されるのは、紅色をした「赤じそ」が用いられ、食品の色味漬け、そして着物や布の染色にも使われていました。
    ■「大葉」の特徴
    大葉は少量でかなりの薬効効果を誇ると考えられており、細かく刻めば刻むほど、大葉独特の香り成分「ペリルアルデヒド」が引き出されます。繊維質が切り刻まれることで、成分が遮断されて、効用が出てくるようです。今日では、好きな野菜に「大葉」を挙げる人も出てきましたが、本来は調理の殺菌と消毒をかねており、生魚の臭みけし、イカや豚肉を用いた天ぷらに大葉を巻いて揚げるなど、数々の独特の風味の料理が生まれました。
    またどんな環境でも育ちやすいことから、家庭菜園やベランダ菜園で育てる人も多く、夏の時期には水やりを怠らなければ、どんどんと葉っぱが出てきます。花が咲くほど育ちすぎると、葉がかたくなってくるので、葉がやわらかく、薫り高い間に収穫して頂きましょう。
    ■「大葉」の栄養など
    大葉は大量に食べることは少ないかもしれませんが、その中に秘めた栄養価は野菜でもトップクラスです。βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、マグネシウム、亜鉛など夏の貧血予防や冷房冷え対策にいい栄養価が全て含まれています。また油分も含まれ、必須脂肪酸である「α-リノレン酸」も入っています。かなり高価になりますが、「シソ油」としてオイル分だけ商品化もされています。大葉の油分にはルテオリンと呼ばれる抗菌作用や防腐作用のある成分が含まれ、食材の殺菌だけでなく、ヒトの体内の解毒や夏風邪予防などにも最適です。
    トップページへ戻る